2006/08/11

DataSet WriteXML ReadXML

データベースにある特定のデータを自由に入れ替えできるようにと思い、DataSet の WriteXML と ReadXML を使ってあれこれしていたのですが、はまってしまいました。

数字項目と、文字項目だけからなるテーブルであれば単純に

 dataSet1.WriteXml(filename);

と、

 dataSet1.ReadXml(filename);
 dataAdapter1.Update(dataSet1);

で読み書きができてしまいます。しかしこれに Boolean の項目が追加されたところでハマッテしまいました。タイミング悪くひとつの DataSet に複数のテーブルを登録した場合と被ってしまって、問題の切り分けに丸一日かかってしまいました。

で、解決策は『「スキーマ」も一緒に書き出しておく』でした。書き出し時に

 dataSet1.WriteXml(filename, XmlWriteMode.WriteSchema);

としておくことで、スキーマ情報が付加された XML ファイルが生成されます。これを読み込めば Boolean 項目があってもすんなりと通ります。

2006/08/05

Zebra5 Beta 公開開始

オリジナルパッケージソフト「個人データ管理システム Zebra5」β版の公開を開始しました。

今回のバージョンアップの目玉はなんと言っても .Net に対応したことと、データベースソフトを採用したことです。今まではコンピュータの性能などの理由でデータを独自に管理してきました。しかしコンピュータの性能も上がり、ネットワークが当たり前になり、フリーで高性能のデータベースが登場してきたからにはこれを採用しない手はありません。採用したデータベースは PostgreSQL です。 日本語環境での絶大な支持を得ています。Windows ネイティブで動作するバージョンも安定してきたので大丈夫だと思います。

そしてなんといっても最大の変更点は .Net Framework に対応したことです。開発言語も思い切って C# で一から書き直しました。今までは Delphi を開発言語にしていましたが、ここ数年 Delphi はちょっと元気がありません。情報も不足気味です。C# はまだ生まれてから日が浅いですが、後発の利点でかなり使いやすくなっています。

ちょっと言い訳。プログラムを一から書き直したので、旧バージョンの機能を完全にカバーし切れていません。これからどんどん追加していく予定です。基本機能(全ての項目で検索ができること、帳票が自由に設計できること)は、押さえていますので公開に踏み切りました。

どうか試してみてください。

http://www.shimamuraworks.com/